超高利回りアパート投資の秘密
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監修者

株式会社Riel 代表取締役
坂口 卓己(サカグチ タクミ)
宅地建物取引士として年間68棟の販売実績を誇り、東京都渋谷を拠点に新築アパートの企画開発から資金計画、満室運営、出口戦略まで一貫支援。豊富な現場経験と最新市況データを融合し、信頼とスピードを重視したサービスで投資家一人ひとりに最適な資産形成プランを提案する不動産投資のプロフェッショナル。
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「アパート建築の工期って、実際どれくらいかかるの?」
事業計画を立てるうえで避けて通れない疑問ですよね。工期が1ヶ月ズレるだけで、家賃収入の開始が遅れ、ローン返済だけが先に始まるという事態にもなりかねません。

結論からお伝えすると、アパート建築の工期は木造2階建てなら約3ヶ月、RC造5階建てなら8〜10ヶ月が目安。ただし、これは「着工から竣工まで」の工事期間のみで、設計や確認申請などの準備期間を含めると、プロジェクト全体では1年〜1年半は見ておく必要があります。
この記事では、構造別・階数別の工期早見表はもちろん、敷地の坪数ごとに建てられる部屋数と工期の関係、着工前に必要な準備期間、工期が延びるリスクへの対処法、そして繁忙期から逆算したベストな竣工スケジュールまで、網羅的にまとめました。
アパートの工期を大まかに把握するには、30~40坪程度の場合「階数×1ヶ月+1ヶ月」という計算式を覚えておくと便利です。たとえば木造2階建てなら「2×1+1=3ヶ月」、3階建てなら4ヶ月が目安になります。
ただし、この計算式が当てはまるのはプレハブ工法で建てる木造・軽量鉄骨造の場合。重量鉄骨造やRC造では基礎工事やコンクリートの養生期間が長くなるため、工期はもっとかかります。
現在のアパート建築では、部材を工場であらかじめ加工し、現場で組み立てるプレハブ工法が主流。基礎工事に約1ヶ月かかりますが、その後は搬入した部材を組み上げるだけなので、躯体の立ち上がりはかなり早いんです。
一方、大工さんが現場で木材を加工しながら建てる在来工法(木造軸組工法)の場合は、同じ木造でも工期が1〜2ヶ月ほど長くなる傾向があります。オーダーメイドの設計で自由度は高いものの、賃貸アパートではコストと工期を優先してプレハブ工法を選ぶのが一般的です。
4階建て以上のアパートに採用されることが多い重量鉄骨造やRC造(鉄筋コンクリート造)は、工期の計算式が「階数+2〜3ヶ月」に変わります。RC造の場合、1フロアごとにコンクリートを打設して固まるのを待つ必要があるため、どうしても木造より時間がかかるんですよね。
以下の表で、構造別・階数別の工期を一覧にまとめました。
| 構造 | 2階建て | 3階建て | 4階建て | 5階建て | 計算式 |
| 木造(プレハブ工法) | 約3ヶ月 | 約4ヶ月 | – | – | 階数×1+1ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|
| 軽量鉄骨造 | 約3ヶ月 | 約4ヶ月 | 約5ヶ月 | – | 階数×1+1ヶ月 |
| 重量鉄骨造 | 4〜5ヶ月 | 5〜6ヶ月 | 6〜7ヶ月 | 7〜8ヶ月 | 階数+2〜3ヶ月 |
| RC造(鉄筋コンクリート造) | 5〜6ヶ月 | 6〜7ヶ月 | 7〜8ヶ月 | 8〜10ヶ月 | 階数+3〜5ヶ月 |
※上記は着工から竣工までの工事期間のみの目安です。設計・確認申請などの準備期間(約半年)は含みません。
※解体工事や大規模な地盤改良がある場合は、さらに1〜2ヶ月の加算が必要です。
「うちの土地だと何部屋建てられて、工期はどれくらい?」という疑問にお答えするため、敷地面積別の目安もまとめました。敷地が広く部屋数が多いほど内装工事の手間が増えるため、同じ階数・構造でも工期が2週間〜1ヶ月ほど長くなるケースがあります。
| 敷地面積 | 建物イメージ(木造の場合) | 部屋数の目安(1K・ワンルーム) | 工期の目安 |
| 30坪 | 2階建て・小規模 | 4部屋 | 約3ヶ月 |
|---|---|---|---|
| 50坪 | 2階建て | 6部屋 | 約3〜3.5ヶ月 |
| 60坪 | 2階建て | 8部屋 | 約3.5〜4ヶ月 |
| 80坪 | 2〜3階建て(駐車場付き可) | 8〜12部屋 | 約4〜5ヶ月 |
| 100坪 | 2〜3階建て | 12〜16部屋 | 約4〜5.5ヶ月 |
※建ぺい率60%・容積率200%の一般的な住宅地を想定。間取りや土地形状により変動します。
※ファミリー向け(2LDK等)にする場合は部屋数が半分程度になりますが、工期はほぼ変わりません。
Rielからのアドバイスこの表はあくまで「標準的な条件」での目安です。実際には前面道路の幅、土地の形状、隣地との距離などで工期は変わります。60坪以上あれば間取りの自由度も高くなるので、複数の建築プランを比較して、あなたの土地に最適な部屋数と工期のバランスを見つけるのがおすすめですよ。
アパート建築では、着工前の「準備期間」だけで最低でも半年はかかります。ここを雑に進めると、工事が始まってから設計変更が発生したり、確認申請が差し戻されたりして、結果的に工期全体が延びることに。この準備期間の質が、プロジェクト全体の成否を左右するといっても過言ではありません。
最初にやるべきは、土地周辺の賃貸需要のリサーチ。「1Kが足りないのか、ファミリー向けが不足しているのか」「家賃相場はいくらか」を数字で把握し、空室にならない間取りと家賃設定で収支計画を組みます。ここを感覚で進めると、完成後に「思ったより入居者が集まらない…」という事態に直結するので要注意。
企画が固まったら、建物の図面を作る「設計」フェーズに入ります。ここでのポイントは、実績のある間取りパターンをベースにする「標準化設計」の活用。ゼロから自由設計するよりも、設計期間を1ヶ月近く短縮できるケースもあります。
設計図が完成したら、建築基準法に適合しているかどうかを行政に審査してもらう「確認申請」を提出します。3階建て以上の木造や、RC造のように構造計算が必要な建物は審査期間が長くなりがち。図面に不備があると修正のやり取りが発生して、さらに1ヶ月以上延びることもあります。法規に詳しい設計者を選ぶことが、ここでのタイムロスを防ぐ鍵です。
着工前のスケジュール全体像
企画(1〜2ヶ月)→ 設計(2〜3ヶ月)→ 確認申請(1〜2ヶ月)=合計4〜7ヶ月
この間にアパートローンの事前審査や、建築会社との請負契約の詰めも並行して進めるのが理想的です。
着工すると、工事は地面の下から上へ、外側から内側へと進んでいきます。各工程で何が行われ、どのくらいの期間がかかるのかを知っておくと、現場見学でも進捗が把握しやすくなります。
更地でない場合、まず既存建物の解体が必要です。木造家屋なら2週間〜1ヶ月程度が目安。その後、地盤調査を行い、強度が足りなければ地盤改良工事にさらに2週間〜1ヶ月かかります。更地で地盤も良好なら、この工程はスキップできます。
建物を支える基礎をつくる工程です。掘削→鉄筋組み→コンクリート打設→養生という流れで進みます。特にコンクリートの養生期間は強度に直結するので、短縮すると建物の安全性に影響が出ます。ここは焦らず、しっかり時間をかけるべき工程ですね。
基礎の上に柱や梁を組み上げ、壁や屋根を取り付けるアパート建築のハイライト。プレハブ工法なら工場で生産した部材を現場で組むだけなので、木造2階建てだと躯体は数日〜1週間で立ち上がることも。一方、RC造は1フロアごとにコンクリートの打設と養生を繰り返すため、階数分の時間がかかります。
骨格ができたら、間仕切り壁やクロス、キッチン・バス・トイレなどの設備を取り付ける内装工事に移ります。部屋数が多いほどこの工程に時間がかかるのが特徴。並行して、駐車場や植栽、フェンスなどの外構工事も進めます。
すべての工事が終わると、行政や指定検査機関による「完了検査」を受けます。確認申請の図面通りに建てられているかをチェックし、合格すると「検査済証」が交付されます。この検査済証がなければ建物は使用できません。検査後、施主検査(オーナーによる最終チェック)を経て、鍵の引渡しとなります。



着工と同時に、入居者募集を開始するのがプロのセオリーです。完成してから募集では遅い。図面が確定した時点で間取りや設備の情報は揃っているので、竣工予定日を入居可能日として募集をかけます。引渡し時点で満室に近い状態をつくれれば、初月から家賃収入が入るベストなスタートが切れます。
工程表通りに工事が進めば理想ですが、現実にはさまざまな「想定外」が起こりえます。あらかじめリスクを知っておけば、対策を打てる。ここでは、工期遅延につながりやすい5つの要因と、それぞれの防ぎ方を見ていきましょう。
工期遅延の最大の原因は「やっぱりここを変えたい」という着工後の仕様変更です。壁の色を変えるだけでも、図面修正→材料再発注→職人の再手配が必要になり、工事が数日〜数週間ストップすることも。
対策はシンプルで、設計段階で全ての仕様を徹底的に詰めきること。3DパースやCGで完成イメージを事前に確認し、「着工したら変更しない」と決めてしまうのがベストです。
前面道路が狭くて大型クレーンが入れない、通学路に面していて作業時間が制限される——こうした物理的な制約は、事前の現地調査でほぼ把握できます。搬入経路や作業可能時間を事前にシミュレーションし、工程表に織り込んでおくことが肝心です。
6〜7月の梅雨時期は基礎工事や屋外作業が中断しやすく、7〜8月の猛暑日は熱中症対策で作業ペースが落ちます。年末年始やお盆には現場が休みになるため、これらの時期を跨ぐ工程には余裕をもった予備日を設定するのが鉄則。雨が降っても進められる内装工事を先行させるなど、柔軟な工程の組み替えも効果的です。
電気・ガス・水道のライフライン引込みは、各事業者のスケジュール次第。申請してから工事まで1〜2ヶ月待ちということも珍しくありません。建物の工事とは関係なく、できるだけ早い段階で先行申請しておくことで、竣工直前の無駄な待ち時間を解消できます。
2024年4月から建設業にも時間外労働の上限規制が適用され、以前のように「残業で巻き返す」ことが難しくなりました。職人の確保もどんどん厳しくなっており、特に繁忙期(9月〜3月)は着工が集中して工期が延びやすい状況です。
対策としては、繁忙期を避けた着工時期の調整や、プレハブ工法の活用で現場作業を最小限に抑えることが有効。早い段階で施工会社を決めて職人を押さえておくことも、スケジュール通りに進めるコツです。



これらのリスクに共通する対策は「とにかく早めに動くこと」に尽きます。設計を早く固める、申請を先行する、施工会社を早めに決める。先手先手の段取りが、結果的にアパート建築の工期を最短ルートに乗せてくれます。
アパート経営で最も避けたいのは、完成したのに空室が続いてローン返済だけが始まる状況。これを防ぐには、賃貸需要のピークから逆算して竣工日を決めるという発想が欠かせません。
賃貸市場で入居者が最も動くのは、新年度が始まる直前の1月〜3月。この時期に新築物件として募集できれば、短期間で満室になる可能性がぐっと高まります。
具体的な逆算の例を見てみましょう。
逆算シミュレーション:木造3階建ての場合
もう一つの狙い目は10月竣工。半期の始まりで転勤が増える時期に合わせる方法です。この場合、6月頃の着工、その半年前の1月頃にプロジェクト開始というスケジュールになります。
答えは「着工と同時」がベスト。建物が完成していなくても、図面や完成パースがあれば入居者募集は可能です。竣工予定日を入居開始日として、不動産仲介会社に募集を依頼しましょう。
土地取得から設計・施工・管理まで一貫して行う会社に依頼する場合は、こうした募集タイミングの調整も任せられるので、初めてのアパート建築でもスムーズに進められます。
アパートは工期が短い分、工事費の支払いタイミングが立て続けにやってきます。資金ショートを防ぐために、支払いの流れを把握しておきましょう。
| 支払いタイミング | 割合の目安 | 時期のイメージ(木造2階建て・工期3ヶ月の場合) |
| 契約金 | 10% | 工事請負契約の締結時 |
|---|---|---|
| 着工金 | 30% | 着工時(0ヶ月目) |
| 中間金(上棟金) | 30% | 上棟時(1.5ヶ月目頃) |
| 最終金 | 30% | 引渡し時(3ヶ月目) |
木造2階建てだと着工から竣工まで約3ヶ月。つまり、着工金→中間金→最終金が2〜3ヶ月の間に次々と発生します。アパートローンの融資実行日と支払い日がズレると自己資金から立て替えが必要になるため、金融機関との打ち合わせで融資の分割実行スケジュールを工事の支払い時期に合わせておくことが大切です。
プレハブ工法の木造2階建てで、最短約3ヶ月(着工〜竣工)です。ただし、設計・確認申請の準備期間を含めると、プロジェクト全体では最低でも9ヶ月〜1年程度かかります。
木造家屋の解体で約2週間〜1ヶ月、地盤改良工事で約2週間〜1ヶ月が目安です。両方必要な場合は、通常の建築工期にプラス1〜2ヶ月を見込んでおきましょう。
はい。部屋数が増えると内装工事(クロス貼り、設備取り付け)の作業量が増えるため、2週間〜1ヶ月程度工期が長くなることがあります。ただし、躯体工事の期間はあまり変わりません。
着工前の「近隣挨拶」が最も効果的です。工事の概要・期間・作業時間・緊急連絡先を記載した書面を持参し、施工会社の担当者と一緒に一軒一軒回りましょう。地鎮祭の前後がタイミングとしてベストです。
一般的に、工程表にはあらかじめ天候遅延を見越した「予備日」が組み込まれています。予備日で吸収しきれない場合は、施工会社と相談のうえ、人員を増やして作業ペースを上げるなどのリカバリー策を検討します。
アパート建築の工期まとめ
アパート建築の工期は、構造や階数で決まる「基本ライン」と、現場の条件や段取りの良し悪しで変動する「可変ライン」の2つで構成されています。基本ラインを把握したうえで、可変ラインをいかにコントロールするかが、事業の成否を分けるポイントです。
私たち株式会社Rielは、土地活用の企画から設計・施工、そして完成後のリーシング・管理まで一貫してサポートしています。工期の管理はもちろん、入居率の高いアパートづくりを目指すなら、ぜひお気軽にご相談ください。