超高利回りアパート投資の秘密
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監修者

株式会社Riel 代表取締役
坂口 卓己(サカグチ タクミ)
宅地建物取引士として年間68棟の販売実績を誇り、東京都渋谷を拠点に新築アパートの企画開発から資金計画、満室運営、出口戦略まで一貫支援。豊富な現場経験と最新市況データを融合し、信頼とスピードを重視したサービスで投資家一人ひとりに最適な資産形成プランを提案する不動産投資のプロフェッショナル。
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アパートを売るなら、いつがベストなんだろう?
アパート売却のタイミングを間違えると、譲渡税だけで数百万円損するケースがあります。逆に、築年数・税制・市況をきちんと逆算して動けば、手取り額を最大化しながら次の投資につなげることも可能です。
この記事では、アパート売却のタイミングを「5つの判断軸」で整理し、デッドクロスや譲渡税のシミュレーション、さらに2026年の市況を踏まえた売り時の見極め方まで、プロの視点で解説します。アパートの出口戦略を具体的に描きたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
アパートの売り時は「なんとなく」で決めると、ほぼ確実に損をします。実は、売却タイミングの判断には明確な基準があるんです。ここでは、プロが実際に使っている5つの判断軸を紹介します。
アパート売却で最初に確認すべきは「所有期間」。売却した年の1月1日時点で所有期間が5年を超えているかどうかで、税率が大きく変わります。
| 区分 | 所有期間 | 所得税+住民税 | 復興特別所得税込み |
|---|---|---|---|
| 短期譲渡所得 | 5年以下 | 39% | 39.63% |
| 長期譲渡所得 | 5年超 | 20% | 20.315% |
税率が約2倍も違うので、「あと半年待てば長期になる」というタイミングなら、焦って売らないのが鉄則。たとえば1,000万円の売却益が出た場合、短期なら約396万円、長期なら約203万円の税金です。差額はおよそ193万円にもなります。



「5年超」の判定は購入日からではなく、売却した年の1月1日時点で判定される点に注意してください。たとえば2021年4月に取得した物件は、2027年1月1日以降に売却しないと「長期」にならないんです。
デッドクロスとは、ローンの元本返済額が減価償却費を上回る状態のこと。こうなると帳簿上の経費が減り、実際のキャッシュフローは変わらないのに税金だけ増えるという厄介な現象が起きます。
木造アパート(法定耐用年数22年)の場合、定額法で償却すると築15〜18年あたりでデッドクロスに達するケースが多いです。この時期を過ぎると「手元にお金が残らないのに税金は増える」という苦しい状況に陥りやすく、売却の重要な判断ポイントになります。
買い手目線で考えると、アパートの築年数は融資審査に直結します。木造の法定耐用年数は22年なので、築20年以内であれば残存耐用年数があり、買い手はアパートローンを組みやすい。結果として、売却価格も高くなりやすいんですよね。
築年数と売却価格の目安を整理するとこんなイメージです。
| 築年数 | 売却価格の目安(新築比) | 買い手の融資 |
|---|---|---|
| 築5年以内 | 80〜90% | 非常に組みやすい |
| 築10年前後 | 65〜75% | 組みやすい |
| 築15〜20年 | 50〜60% | 条件付きで可能 |
| 築22年超 | 30%以下(土地値に近い) | 厳しい |
特に新築アパートオーナーは、「築10〜15年」で高稼働を維持しているうちに売り抜けるのが、利益を最大化する王道パターンと言えるでしょう。
「今は満室だからまだ売らなくていい」と考えるオーナーさんは多いのですが、実はこれが落とし穴。収益物件の査定価格は、直近の稼働率と家賃収入から収益還元法で算出されます。つまり、満室の今こそ査定額が最も高くなるタイミングなんです。
空室が増え始めてから売ろうとすると、利回りが下がるぶん売却価格も連動して下落します。「調子がいい時に売る」のは一見もったいなく感じますが、投資の世界では鉄則と言ってもいいくらいの判断基準ですよ。
築10〜15年になると、外壁塗装や屋上防水などの大規模修繕が視野に入ってきます。この修繕をやるかやらないかで、売却戦略は大きく変わります。
どちらが得かはケースバイケースですが、修繕費が500万円以下で済む見込みなら、修繕後に売るほうがトータルのリターンは大きくなる傾向があります。逆に修繕費が1,000万円を超えそうなら、修繕前の売却が合理的でしょう。
「デッドクロス」という言葉は聞いたことがあっても、自分の物件で具体的にいつ来るのか計算したことがない方は多いはず。ここでは新築木造アパートを例に、数字で見てみましょう。
アパート経営には、実際にお金が出ていく「ローン元本返済」と、お金は出ていかないけど帳簿上の経費にできる「減価償却費」の2つがあります。
②の状態、つまり減価償却費と元本返済額のグラフが交差するポイントがデッドクロスです。交差した後は、キャッシュフローが同じでも税負担が増え、最悪の場合「黒字倒産」に陥るリスクすらあります。
以下の前提条件でシミュレーションしてみます。
物件価格…1億円(土地4,000万円・建物6,000万円)
構造…木造(法定耐用年数22年)
償却方法…定額法(年間 約273万円)
借入額…9,000万円/金利1.5%/期間30年・元利均等返済
年間元本返済額…1年目 約165万円 → 15年目 約203万円 → 22年目 約230万円
| 経過年数 | 減価償却費(年) | 元本返済額(年) | 差額 | 状況 |
|---|---|---|---|---|
| 5年目 | 273万円 | 178万円 | +95万円 | 余裕あり |
| 10年目 | 273万円 | 192万円 | +81万円 | まだ安全圏 |
| 15年目 | 273万円 | 203万円 | +70万円 | 差が縮小中 |
| 18年目 | 273万円 | 213万円 | +60万円 | 警戒ゾーン |
| 22年目 | 0円(償却終了) | 230万円 | −230万円 | デッドクロス |
このケースだと、償却期間中は元本返済を上回っていますが、築22年で減価償却が終了した瞬間に一気にデッドクロスに突入します。金利が上昇したり、家賃が下落していた場合はもっと早まる可能性もあるので要注意。



デッドクロスの到来時期は融資条件によって大きく変わります。Rielでは物件ごとに個別シミュレーションを作成し、「何年目に売るのがベストか」を逆算した出口戦略をご提案しています。
「売却価格=手取り額」ではありません。税金や諸費用を差し引いた”本当の手残り”を把握しておかないと、次の投資計画が狂ってしまいます。
具体的に数字で比較してみましょう。アパートを8,000万円で売却し、取得費(購入価格−減価償却累計額)が5,000万円、譲渡費用が300万円とした場合の計算です。
課税譲渡所得 = 8,000万円 −(5,000万円 + 300万円)= 2,700万円
| 項目 | 短期譲渡(5年以下) | 長期譲渡(5年超) |
|---|---|---|
| 課税譲渡所得 | 2,700万円 | 2,700万円 |
| 税率 | 39.63% | 20.315% |
| 税額 | 約1,070万円 | 約549万円 |
| 諸費用(仲介手数料等) | 約270万円 | 約270万円 |
| 手取り額 | 約1,360万円 | 約1,881万円 |
同じ物件・同じ売却価格でも、所有期間の違いだけで手取りに約521万円もの差が生まれます。この差額は、次の物件の頭金として十分なインパクトがありますよね。
税金以外にも、アパートの売却にはさまざまな費用がかかります。事前に把握しておきましょう。
| 費用項目 | 目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 仲介手数料 | 売却価格×3%+6万円+消費税 | 法定上限額 |
| 印紙税 | 1万〜6万円 | 売買契約書に貼付 |
| ローン繰上返済手数料 | 0〜5万円程度 | 金融機関による |
| 抵当権抹消費用 | 1〜3万円 | 司法書士報酬含む |
| 測量費用 | 30〜80万円 | 境界確定が必要な場合 |
仲介手数料が最も大きな費用で、8,000万円の売却なら約264万円(税込)。合計すると、売却価格の4〜6%程度が諸費用として消えると考えておくと安全です。
タイミングの判断は物件単体だけでなく、マクロの市場環境にも大きく左右されます。2026年現在の状況を整理してみましょう。
日銀の金融政策修正により、アパートローンの変動金利はじわじわと上昇傾向にあります。金利が上がると買い手の借入コストが増えるため、購入可能額が下がり、結果として不動産価格にも下押し圧力がかかりやすくなります。
ただし2026年時点では、首都圏の賃貸需要は依然として底堅い状況。特に東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3県では、単身世帯の増加が続いており、投資用アパートへの需要は簡単には冷え込みません。
どちらにも当てはまらず判断に迷う場合は、まず査定だけでも受けてみるのがおすすめです。査定額を把握すれば、「今売った場合の手残り」と「保有し続けた場合のキャッシュフロー」を比較できるようになります。
アパート売却はゴールではなく、資産形成の”中継地点”です。売却益を次の投資に回すことで、資産規模を加速度的に拡大できます。
たとえば、1棟目を築12年で売却し、手残りが2,000万円だったとします。この2,000万円を自己資金に充てれば、1億円超の新築アパートを融資で取得できる可能性が広がります。
築10〜15年、満室状態で売却し、手残り2,000万円を確保
自己資金2,000万円+融資8,000万円で1億円の新築アパートを取得。利回り7%〜で安定運用をスタート
2棟目のキャッシュフローを貯めながら、次の土地情報をリサーチ。売却と取得を繰り返して資産規模を拡大
このように「売って終わり」ではなく「売って再投資する」サイクルを回すことが、不動産投資で資産を大きく育てるコツ。1棟目の出口を入口の時点から設計しておくのが理想的ですよ。
株式会社Rielでは、土地仕入れ→新築開発→融資アレンジ→賃貸管理→出口支援まで、投資のすべてのフェーズを一貫してサポートしています。
売却のタイミング判断は物件ごとのシミュレーションが不可欠。Rielなら、デッドクロスの到来時期や譲渡税の試算、売却後の再投資プランまで含めた「出口戦略シミュレーション」を個別に作成可能です。「いつ売るべきか」の答えを数字で知りたい方は、無料セミナーや個別相談をぜひ活用してみてください。
売却を決めたら、実際にどんな手順で進むのかを把握しておきましょう。全体の所要期間は2〜6ヶ月程度です。
「いつまでに・いくらで売りたいか」を明確にする。ローン残債の確認と、最低でもローン完済できる売却価格の試算をしておくことが重要です。
最低でも3社以上に査定を出しましょう。1社だけだと査定額の妥当性を判断できません。収益物件に強い会社を選ぶのがポイントです。
仲介会社と媒介契約を結び、物件情報の公開・買主募集がスタートします。レントロールや修繕履歴などの書類も準備しておきましょう。
買付申込書が届いたら、価格や引渡し時期、入居者の取扱い(オーナーチェンジ条件)などを交渉します。
条件が合意に至ったら売買契約を締結。手付金の受領、重要事項説明を経て、契約書に署名捺印します。
残代金の受領と同時に所有権移転登記を行い、引渡し完了。売却した翌年の2月16日〜3月15日に確定申告が必要です。



オーナーチェンジ(入居者がいる状態での売却)の場合、入居者への通知は引渡し後で問題ありません。日常の管理に支障が出ないよう、管理会社と連携して進めるのがスムーズですよ。
はい、可能です。入居者がいる状態で売買する「オーナーチェンジ」が一般的な方法です。既存の賃貸借契約はそのまま新オーナーに引き継がれるため、入居者に退去を求める必要はありません。むしろ満室の状態はオーナーチェンジ物件として高い評価を受けやすくなります。
一般的には査定依頼から引渡しまで2〜6ヶ月程度です。ただし、物件の立地や価格設定によっては1年以上かかるケースもあります。所有期間の「5年超」ボーダーや、デッドクロスの時期から逆算して、早めに動き始めるのがおすすめです。
売れます。ただし、売却価格がローン残債を上回ること(=アンダーローン)が前提です。残債が売却価格を超える場合(オーバーローン)は、差額を自己資金で補填するか、金融機関と交渉する必要があります。売却前に必ずローン残高を確認しておきましょう。
「今後5年間の保有キャッシュフロー累計」と「今売った場合の手取り額を再投資した場合のリターン」を比較するのが基本です。前者が後者を上回るなら保有継続、逆なら売却が合理的な判断と言えます。デッドクロスの時期や修繕費の予測も含めた総合シミュレーションが不可欠ですよ。
一般的には築10〜15年が最もバランスの良い売却タイミングです。理由は、所有期間5年超をクリアして税率が半分になり、まだ建物の残存耐用年数が残っているため買い手がローンを組みやすく、高値で売却しやすいためです。ただし、デッドクロスの到来時期や物件の稼働率によって最適解は異なるため、個別のシミュレーションで判断するのがベストです。
アパートの売却タイミングは、物件の状態・税制・市況・オーナー自身のライフプランなど、複数の要素が絡み合う複雑な判断です。「なんとなく」で決めるのではなく、数字に基づいた出口戦略を持つことが、投資の成否を分けます。
Rielでは、土地仕入れから新築開発・融資・管理・売却まで、投資のすべてを一貫してサポートしています。「自分のアパートは何年目に売るべきか?」という疑問に、個別シミュレーションで具体的にお答えします。まずはお気軽にご相談ください。