超高利回りアパート投資の秘密
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監修者

株式会社Riel 代表取締役
坂口 卓己(サカグチ タクミ)
株式会社Rielの代表取締役であり、同サイトの監修者も務める坂口 卓己氏。
弊社は年間68棟の販売実績を誇り、東京都港区を拠点に新築アパートの企画開発から資金計画、満室運営、出口戦略まで一貫支援。
豊富な現場経験と最新市況データを融合し、信頼とスピードを重視したサービスで投資家一人ひとりに最適な資産形成プランを提案する不動産投資のプロフェッショナル。
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アパート経営の収支を崩す原因として、意外に見落とされやすいのが修繕費です。新築から10年ほどは大きな出費が少ないものの、築10年を過ぎると給湯器やエアコンの交換、外壁塗装や屋根の防水工事が次々にやってきます。
この記事では、アパートの修繕費の相場を部位別・築年数別に一覧にしたうえで、家賃収入からいくら積み立てればよいか、修繕費をどう抑えるかを、新築アパートを手がけるRielがまとめました。

主な部位・設備ごとの修繕費の目安と、修繕・交換の時期をまとめました。金額は一般的な木造アパートの目安で、建物の規模や仕様、地域によって変わります。

| 部位・設備 | 主な修繕内容 | 費用の目安 | 時期の目安 |
|---|---|---|---|
| クロス(壁・天井) | 張り替え | 1㎡あたり1,000〜1,500円 | 6年〜 |
| フローリング | 張り替え・重ね張り | 1㎡あたり8,000〜15,000円 | 15〜20年 |
| キッチン | システムキッチン交換 | 50万〜100万円 | 15〜20年 |
| ユニットバス | 交換 | 60万〜120万円 | 15〜25年 |
| 給湯器 | 交換 | 15万〜30万円 | 10〜15年 |
| エアコン | 交換 | 1台8万〜15万円 | 10〜15年 |
| 外壁 | 塗装・シーリング打ち替え | 80万〜150万円 | 12〜15年 |
| 屋根 | スレートの葺き替え | 100万〜200万円 | 20〜30年 |
| 屋上・バルコニー防水 | ウレタン防水 | 1㎡あたり5,000〜8,000円 | 10〜12年 |
| 駐車場 | アスファルト舗装 | 1㎡あたり5,000円〜 | 10〜15年 |
1回あたりの金額が大きいのは外壁と屋根です。一方、給湯器やエアコンは1台ずつは小さくても、戸数分が同じ時期に交換を迎えるため、まとまった出費になります。8戸のアパートで給湯器とエアコンを全戸交換すると、それだけで200万円前後かかる計算です。
Rielからのアドバイス設備は「同じ年に入れたものは、同じころに壊れる」と考えておくと計画が立てやすくなります。新築時の設置年と型番を一覧にしておくのがおすすめですよ。
8戸程度の木造アパートで、築年数ごとに発生しやすい修繕と費用の目安をまとめました。


| 築年数の目安 | 主な修繕・更新 | 費用の目安(8戸程度) |
|---|---|---|
| 1〜10年 | 退去時の原状回復、小規模な補修 | 退去1回あたり数万〜十数万円 |
| 10〜15年 | 給湯器・エアコン・インターホンの交換、共用灯の更新 | 150万〜300万円 |
| 15〜20年 | 外壁塗装、シーリングの打ち替え、屋根・屋上の防水 | 300万〜600万円 |
| 20〜30年 | 給排水管の更新、共用廊下・階段の床の張り替え | 200万〜400万円 |
新築から10年ほどは、建物の大きな修繕がほとんど発生しません。新築住宅の売主や施工会社には、構造上主要な部分と雨水の浸入を防ぐ部分について、引き渡しから10年間の瑕疵担保責任が義務づけられています(住宅品確法)。この期間に修繕費をしっかり積み立てておけるのが、新築アパートの強みです。
築10年を過ぎたら、専門家による建物診断で外壁や屋根、配管の状態を確認し、実施時期を決めていきます。年数だけで判断せず、劣化の状況を見て優先順位をつけるのが基本です。
修繕費の積立は、家賃収入の5〜10%が一般的な目安です。新築当初は5%から始め、築年数がたつにつれて比率を上げていく考え方もあります。
| 年間の家賃収入 | 積立5%の場合 | 積立10%の場合 | 15年間の積立額 |
|---|---|---|---|
| 600万円 | 年30万円 | 年60万円 | 450万〜900万円 |
| 700万円 | 年35万円 | 年70万円 | 525万〜1,050万円 |
| 800万円 | 年40万円 | 年80万円 | 600万〜1,200万円 |
家賃収入700万円の新築アパートなら、年35万〜70万円を積み立てれば、15年で525万〜1,050万円。築15〜20年の外壁・屋根の修繕(300万〜600万円)に、借入に頼らず対応できる水準です。
ただし、積み立てた分は手残りから差し引かれます。修繕費を見込んでも手残りが出るかどうかが、物件選びの大切な基準になります。利回りと手残りの関係はアパート経営は儲かる?手残りの実態と儲かる条件で解説しています。



修繕費の積立を「もったいない」と感じる方もいますが、実際は将来の自分への仕送りのようなもの。積み立てた分だけ、築15年以降の経営がぐっと楽になります。
建物の構造と、各設備のメーカー・型番・設置年をすべてリストに。新築なら引き渡し時の書類から作れます。
部位・設備ごとに、交換・修繕の時期と概算費用を書き加えていく作業です。
「何年後に」「どの部位が」「いくらで」発生するかを年表に並べると、支出の山が見えてきます。
年表の支出から逆算して、毎月・毎年の積立額を決定。家賃収入の5〜10%と比べて、無理がないかも確認します。
修繕費の負担は、経年劣化や通常の使い方による傷みはオーナー、入居者の故意・過失による傷みは入居者、が基本。国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」がその基準になります。
| ケース | 負担する人 | 例 |
|---|---|---|
| 経年劣化・通常損耗 | オーナー | 日焼けによるクロスの変色、家具の設置による床のへこみ、設備の自然故障 |
| 故意・過失・注意義務違反 | 入居者 | タバコのヤニによる変色、物を落とした床の傷、結露を放置して生じたカビ |
入居者が負担する場合も、経過年数に応じて負担額が減るため、全額を請求できないケースが少なくありません。入居時に室内の写真を残し、契約書に負担のルールを明記しておくと、退去時のトラブルを防げます。
税務上は、元の状態に戻すための支出は「修繕費」として一括で経費にでき、建物の価値や性能を高める支出は「資本的支出」として、減価償却で数年に分けて経費にします。壊れた給湯器を同等品に交換するのは修繕費、より高機能な機種にグレードアップすると資本的支出と判断される場合があるので、迷ったら税理士に確認してください。



経費の扱いは手残りに直結します。アパート経営で経費にできるものの全体像は、アパート経営の経費の記事も参考にしてください。
なかでも効果が大きいのが、足場を使う工事をまとめることです。外壁塗装と屋根の防水を別々に行うと、足場代が2回かかってしまいます。
どれも、点検と年表で前もって計画しておけば避けられるものです。工事は繁忙期を外し、工程表を業者と共有して進めるのが基本です。



外壁や屋根の工事は、入居者の生活にも影響します。事前のお知らせと、繁忙期を外した日程づくりまで含めて、管理会社と早めに相談しておくと安心ですよ。
Rielは首都圏で年間68棟の新築アパートを手がけ、土地の仕入れから設計・施工、融資のアレンジ、管理、売却までを一貫して担っています。
修繕費を見込んだうえで手残りが出るよう、首都圏でも利回り7%〜の新築アパートをご提案中です。成約事例はRielの成約事例ページに掲載中です。



修繕は「起きてから考える」ほど高くつきます。購入前の収支計画の段階から、修繕費を織り込んでおくのがいちばんの節約になりますよ。
家賃収入の5〜10%が一般的な目安です。家賃収入が年700万円なら、年35万〜70万円になります。新築当初は5%から始め、築年数に応じて引き上げる方法もあります。
外壁塗装や屋根・屋上の防水は、築12〜15年ごろが最初の目安です。年数だけでなく、専門家の建物診断で劣化の状況を確認して時期を決めてください。
木造アパートで80万〜150万円ほどが目安です。建物の規模や塗料の種類で変わり、足場代も含めると屋根の工事と同時に行うほうが割安になります。
経年劣化や通常損耗はオーナー、入居者の故意・過失による傷みは入居者の負担が基本です。国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」が基準になります。
築10年ほどまでは大きな修繕は少ないものの、退去時の原状回復や小さな補修はかかります。築10年以降の設備交換や外壁・屋根の修繕に備えて、新築時から積み立てておくことが大切です。
修繕費は、アパート経営で必ずかかるコストです。だからこそ、新築時から年表をつくって積み立てておけば、築10年以降の大きな支出にも借入に頼らず対応できます。
最新の物件情報は、Rielの成約事例・販売物件ページからご覧いただけます。